社会にデビューした。

高校を卒業して働きに出た。金銭的にそこまで裕福ではなかったから大学や専門には行けなかった。

接客業を選んだ。
簡単だと思っていたから。
昔に戻れるなら自分を殴ってやりたい。接客業大変だ馬鹿野郎。
大変ではない仕事は無いことは承知だが、本当に舐めくさった考え方をしていた。

最初に書こう。私は転職しまくっている。と。

卒業後、観光地のホテルの仲居をやった。
泣きはしなかったと思うが、怖い先輩がいたり、理不尽に怒られたりまぁ、大変だった。
学生気分も抜けてないのもあっただろう。
なんとなくやだなぁ、やだなぁ。で転職をする。
転職先はコネを使った。

同じ観光地、でも高級レストランでの接客。
これが私を変えた職場だ。どちらの意味でも。。
引っ越すにあたって、荷物を預かってくれる先輩が私に会いに寮に来た。
ここで出会う先輩が私の人生を変えた。これは良い意味だ。(女性)
会った時の先輩はスーツ(役職者の為)で怖そう…。と思った。

先輩の元で接客を学んだ。これは今でも役に立ってるし、接客の楽しさも学べた。
先輩は優しく、厳しく育ててくれた。

しかし、先輩が県外のお店に異動となり、また他に仲の良かった人達も続々と辞めていった。
そう、ブラック企業だった。
時間給などの非正規雇用の人はギリギリ我慢出来るレベル。
正規雇用の社員は時間外労働が多く休憩時間も仕事していた。

私はバイトから社員に。断り続けていたが、ダメだった。
社員なんだから。この言葉は私には重すぎた。
役職者にもこの言葉は沢山言われたし、自分も言い聞かせるために心で唱えていた。

アンポンタンだが意外と真面目だったみたいで、必死に仕事をしていた。
あの頃のストレス発散は食事と浪費だ。
あの頃貯蓄出来てたら今課金も出来たし、もっと変わってたろうな。

ここで大切だと思うのはやはりストレスの捌け口が大切であった。
仕事終わり同僚と愚痴をはきだしたりわいわいしてたのが無くなって(同僚が辞めていった)変わり始めた。