自傷行為について

自傷行為リストカットアームカット、レッグカット。色々種類はある。
他にも過剰に爪を切ったり皮を剥いたりなんかも入るらしい。
自傷行為をすれば痕は消えない。だからオススメしない。後悔する人も多いみたいだ。
私は1度も後悔していない。今のところ。これは私が私を生きようとし、忘れてはいけないものだと思っているから。
世間から冷たい反応もあるようだし、本当に軽い気持ちで手を出すのはやめた方がいい。
やめたくてもやめるのに大変だったし、今も時々自分の血を見たくなるという頭がおかしい人になってしまった。

私が仕事を無理に続けていた頃、イライラしては壁を殴り、痛みで冷静になろうとしていた。
腕を引っ掻いたり爪をたてたり。イライラは中々収まらなかった。

自分が嫌で、情けなく、苦しい思いが余計にイライラさせていた。
あの頃、心で「苦しい、辛い。」これの繰り返しだ。
誰にも打ち明けれない、理解してもらえない。
これ程までにしんどいものなのか、、そう思っていた。

ある日、何となく試したことが切っ掛けとなり私はアームカットを繰り返す。
最初は傷は1つしか無かったが、それはどんどんと増えていく。血が出ることの安堵、痛みは辛い、苦しい思いを忘れさせてくれる存在となる。
血が沢山出るのが嬉しかった。痛みが生きている事を教えてくれていた。

やめれたきっかけは無い。これはやはり自分でいいか。となるしか解決法はない。
やるのは自分だ。他人には止めれない。羽交い締めして監視するなら別かもしれないが。
1つとしては、物がないと諦める。ガーゼが無い。や、獲物が無い。など。

今は鬱を隠しているので、仮にやったら制服から見えるのでやろうとは思わない。詮索されるのも面倒だしな。

自傷行為は死にたい気持ちと生きているかの確認で私はしていた。
死にたい、苦しいと思いながら獲物を滑らせ、血を見て生きている。と安堵する。矛盾しているのは分かっている。でもそれが自分を守るものだった。

よく、かまってちゃんとか表現する人もいるが、そうではない人もいる事を知って欲しい。
ネットに上げている人でそう言われるのは仕方がない所もあると思う。

私は田舎に帰ってからは一人の時しか出来なかった。見つかるとやいやい言われるし、見せるものでは無いことは分かっていた。

親にもらった身体だが、自分の身体だ。どうしようともそれは本人の責任となる。
親だって何時までも守ってくれるわけではないのだ。

自傷行為に悩む人がいたら、時を待て。
してしまって、後悔する人がいるなら「あなたが生きようとしたことは否定しないで欲しい」と伝えたい。痕はいいものではないが、消えないものは仕方ない。
遊び半分でやった人は知らん。自己責任だ。

自傷行為を否定しない。オススメもしない。